旭山動物園

http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/asahiyamazoo/index.html

久し振りに、ボーっとTV眺めてたら旭山動物園の特集をしている番組に2回もぶちあたった。これが結構面白く、動物の本能を発揮できるような環境をつくり、そこを観察できるようなしくみをつくっているとのこと。たしかに、ほっきょくグマが、人間にむかって飛びこんで来る(アザラシが顏を出しているように見えるらしい)ところを見れるところとか、とても楽しそう。たった19人のスタッフで上野動物園以上の入場者を集めている、という事実が、その楽しさをよく表しているように思えます。10年程前は廃園の危機にあったんだけど、園長さん達がよくがんばって、市と粘り強く交渉したんだとか。

いつものbioカテゴリとはちょっと違う話題だけれども(でもbioには違いないよね :-)、このレベルでも、

  • 対象をよく理解する
  • 対象にあわせた環境を、きちんとつくってやる
  • その重要性を理解する管理者が、きちんと政治でもがんばる

ことがやっぱり重要なんだな、ということを実感。動物園でも研究室でも、この3つが揃っているところって、希少な存在なんだろうな。