bioinformaticsの初心者

思うことをつらつらと。まとまりもなく。

http://dnamicroarray.org/t/20040225.html#p05

そういえば僕も「初心者」といってhubさんに「いつまでいっとるんじゃ」という突っこみを多々受けました。自分を振り返ってみると、「いっぱい勉強してマスターした」ときより、ささやかでも「仕事をした」という実感が自分なりに持てたときが初心者を卒業したと思えたときなんじゃないか、と思います。いくら、bioperlをマスターしたところで、「ライブラリの使い方しってるだけぢゃん」と思えば、やはり実績のない初心者なわけで。この視点から考えると、「これができたらオッケー」的な目標は難しいなぁ。Bio系SEを目指すヒトのためだったら、いくつか目標設定は可能だと思いますが。ちなみに、シーケンスできれば、wetな研究者として初心者以上なんですか?

あ、もちろん、bioinformaticsで初心者の域を抜けるためには、新しいアルゴリズムを考え出さなくてもいいと思います(ネタにマジレス?)。話は脱線するけど、bioinformaticsな論文で「新規アルゴリズム」と銘打っているものに対して、「アルゴリズムじゃなくてプロトコルぢゃん」と突っこんだことが幾度となくありました。裏を返せば、厳密な意味で新しいアルゴリズムを捻り出さなくても、やり方次第で十分仕事として認められるものなんだ、と今は考えるようになってる、ということです(この文化に馴れるのに、時間がかかったけれど)。