ピチカートな小西さんの印象深いコメント

http://www.readymade.co.jp/journal/?p=2004

震災についてのコメントが、たいへん印象深い。真摯に。

かりそめにも平穏であった自分たちの暮らしの上に作っていたこのアルバムが、果たしてこの価値観のすっかり変わってしまった日本において、あるいは世界に通用するのか、それは全く予想もつきません。それはいま、日本で音楽をはじめ、何か表現を職業とする人たちにとって共通の懊悩であると思います。

ただ、自分はいままで、誰かを励ますための音楽を作ったことは一度もありませんでした。これからも作ることが出来ないと思います。

まずは自分を救うために作っているのだ、と、考えています。