知っておきたかったこと --- What You'll Wish You'd Known
http://www.rubyist.net/~matz/20050124.html#p03 http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/hs-j.html
楽しいな、こりゃ。高校生だけにはもったいない ^^;
とばし読みでも、すごく楽しい。目に付いたところをちょこっと。
それでも毎年5月になると、全国津々浦々の卒業式で決まりきった演説が聞かれることになる。テーマはこうだ。「夢をあきらめるな。」ぼくはその真意を知っているけれど、この表現は良いものじゃない。だって、早いうちに計画を立ててそれに縛られることを暗示しているからね。コンピュータの世界では、これに名前までついている。「早すぎる最適化」というんだ。別の言葉で言い替えると「大失敗」ということだ。<略>
この言葉の真意は、士気を失うなってことだ。
勇気が出るなぁ。いわゆる「夢」って、ねぇ... そんな分かりやすいもの、持ってないし。それを引け目と感じる必要は全くない。とにかく「士気を失うな」だ。
もしもう一回高校をやりなおさせられるとしたら、ぼくは学校を昼間の仕事のようにあしらうだろう。学校でなまけるということじゃないよ。昼間の仕事のようにやる、っていうのは、それを下手にやるってことじゃない。その意味は、それによって自分を規定されないようにするってことだ。たとえば昼間の仕事としてウェイターをやっているミュージシャンは、自分をウェイターだとは思わないだろう [3]。同じように、ぼくも、自分を高校生だとは思わないだろうね。そして昼間の仕事が済めば、本当の仕事を始めるだろう。
大学のときは、まさにこんな感じだったな。今の会社も、昼間の仕事をするために入ったつもりだったんだけどね。それが本当の仕事になりつつある自分にびっくりだ。(まだ完全に、本当の仕事じゃないつもりだけど)
反抗は服従と同じくらいばかげたことだ。どちらにしてもきみは他人に言われたことに縛られている。一番良いのは、直角の方向に足を踏み出すことだ。言われたからただやる、でもなく、言われたからやらない、でもない。
学校で植え付けられる幻想の一番危険なものは、素晴らしいことを為すには自分に厳しくなければならないというものだ
自分の好奇心に合わせて人生を作っていけばいい
- 目標 drivenな人生
- 好奇心 drivenな人生
のうち、後者で問題ないよ! ということですね。士気を失わず、人生を楽しみましょう > 学生、社会人、そして自分 :-)